【メッセージ】張本真(ジャーナリスト)「共産党は暴力と嘘」

投稿日 :2016年5月14日

共産党は暴力と嘘
張本真

 共産党の殺人には理論的根拠があり、現実に必要なことなのである。理論から言うと、中国共産党が「プロレタリア独裁」と「プロレタリア独裁の基での継続革命」を信じ、政権を打ち立ててから、「地主を殺す」という方法で、農村の生産秩序を解決し、「ブルジョアを殺す」ことで、商工業の改革をなし遂げ、都市の生産秩序を解決する。この二つの階級を抹殺してから、経済における基礎的問題をほぼ解決した。イデオロギーの問題も殺人によって解決しなければならない。その中に、「胡風の反党集団」を絶滅させることと「反右」を含み、それをもって、知識人たちを粛清する目的を達成する。「民間信仰団体及び結社」を殺すことで、宗教問題を解決する。「文革の人殺し」は文化及び政治に関する党の絶対的な指導権問題を解決するためである。「天安門事件」の殺人は民主化を求める問題を解決するためであり、政治危機から逃れる為である。「法輪功を迫害する」ことは、信仰及び健康増進運動等々の問題を解決するためである。

 中国共産党はその形式がどんなに変わろうとも、本質が変わることはないのである。そのため民衆を騙すなら、必ず死ぬまで騙さなければならない。人民を弾圧するなら、必ず最後まで弾圧しなければならない。これは“64”事件の後、“すべての不穏な要素を萌芽の状態のうちに消滅せよ”と声高に叫ぶ江沢民が、極度の恐怖の中で出した結論である。


張本真
1963年、中国黄山生まれ。
1984年中国南京大学卒業後、長年間環境問題研究。
1999年東京大学大学院修了。
2001年友人と『大紀元時報』日本版を共同創設。
2004年12月から『大紀元社説シリーズ・共産党についての九つの論評』日本語訳を共著。
今まで大紀元ニュースネット記者、編集。


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