今年は特別に多くの方と会って、大変勉強になりました。5月上旬、ロサンゼルスから来日した方政さんと、多くの日本人の協力者、中国人の有志たちと飲み会をしました。4月の準備会議で王丹さんといろいろ話しました。これにより、僕は一番タブーの人物たちと接触して、僕自身の身の安全も更にヤバくなったことを承知しております。それでも、中国共産党に「怯えない」意気がなにより大事です。
中国在住の時に、香港や台湾、アメリカ、世界の華人の集まる場所に必ず毎年、天安門事件の記念イベントが開催されます。私もいつか、参加できたらいいなと思って、一番近い、香港に行きたいけど、その時に香港に天安門事件記念イベントを参加した中国人が帰国する際に、逮捕されたり、監視対象と扱われうケースが珍しくない、家族に迷惑をかけたくないから、やむをえず断念しました。
日本に移住して以降、ようやく念願の天安門事件記念イベントを参加できました。これは、在日の民主活動家の中国人たちと、この活動を応援する日本人たちのおかげです。誠に感謝いたします。
25週年、26週年のイベントにも参加しました。今年は当時の学生たちの、方政さん、王丹さんと会えるなんて感無量です。
彼らから聞いた当時の思い出に、僕は気付いたことがあります。天安門事件はなぜ、武力鎮圧事態に発生するか、本来、平和な「カラー革命」の中に、中国共産党の便衣兵が、人民解放軍兵士と学生の間に不安を煽る分断作戦を演出した末、大混乱が発生しました。すると、中国共産党は学生の血の鎮圧を「言い訳」を見つけて、正当化しました。
この教訓を覚えて、中国共産党に対する一番有効な手段はやはり「非暴力」と「怯えない」ことだと思います。ここで挫けたら、中国共産党はまた100年の政権が続いてもおかしくないです。
2015年年末に、僕は日本の国会議事堂を傍聴しました。多党制民主主義はこんな風に運営してることを自分の目でじっくり見て、感無量しました。中国にも必ず、近い将来に、このようなシステムを導入したいと思います。
中国は将来、どんな形に分裂するか、再び一つになるのか、あくまでも過程なので、大事なのは、多党制の議会制民主主義の導入です。その前に、健全な透明度の高い野党が育つことがなにより重要な課題です。
将来、自分は日本国籍に帰化したいです、帰化する前に中国人として中国の民主化を推進しつづける、帰化しても日本人として、中国の民主活動家たちを応援し続けます。だから、どんな国籍でも構いませんが、中国の民主化を願う有志の方々、今後ともどうぞよろしくお願いします。
孫向文
孫向文
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