中国大使館前が「劉暁波プラザ」に 米下院委で法案可決

投稿日 :2014年6月26日

中国大使館前が「劉暁波プラザ」に 米下院委で法案可決

中国大使館前を「劉暁波通り」に、米下院委で可決 TBS Newsi
http://news.tbs.co.jp/20140625/newseye/tbs_newseye2233941.html

 アメリカ・ワシントンにある中国大使館前の通りを、ノーベル平和賞を受賞した中国の反体制活動家・劉暁波氏の名前に変更するよう命じる法案が、24日、アメリカ下院歳出委員会で可決されました。

 可決された法案は、アメリカ国務長官に対し、ワシントン市内にある中国大使館前の通りの名前を、ノーベル平和賞受賞者で中国の反体制派作家・劉暁波氏にちなみ、「劉暁波プラザ」に変更し、標識を立てるよう指示するというものです。

 劉氏は、反体制活動により、中国で服役中で、法案を提出した議員は、名称の変更が「基本的人権を守るというアメリカの明確で強いメッセージだ」と説明しました。

 法案はこの後、下院本会議、上院で審議されますが、成立すれば、中国大使館宛の郵便物には全て劉暁波氏の名前が書かれることになり、中国政府の反発は必至です。(25日11:13)


中国外務省、「劉暁波プラザ」に強く反発 TBS Newsi
http://news.tbs.co.jp/20140625/newseye/tbs_newseye2234113.html

 アメリカ・ワシントンにある中国大使館前の通りを、ノーベル平和賞を受賞した中国の反体制作家にちなんだ名前に変えるよう命じる法案が、アメリカ議会で可決されたことについて、中国外務省は「意味のない茶番劇だ」と強く反発しました。

 アメリカ連邦議会の下院歳出委員会が、ワシントンにある中国大使館前の通りの名称を、中国の反体制作家、 劉暁波氏にちなんで「劉暁波プラザ」に変更するよう指示した法案を可決しました。

 これについて中国外務省の華春瑩報道官は25日の定例会見で、劉暁波氏を次のように批判したうえで、アメリカ議会の動きに反発しました。

 「劉暁波は、中国の法律を犯し、司法機関の法に従って実刑判決を受けた犯罪者だ」(中国外務省 華春瑩報道官)

 華春瑩報道官は、このように述べたうえで、法案の可決について「一部の人間が人権や劉暁波の案件を利用して意味のない騒ぎを起こしているが、これは茶番劇にすぎない」と批判しました。(25日18:29)


中国大使館前が「劉暁波プラザ」に 米下院委で法案可決 fnn-news.com
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00271329.html
06/26 01:04

アメリカ・ワシントンの中国大使館前の通りを、ノーベル平和賞受賞者で、中国で服役中の劉暁波氏にちなんだ名前に変える法案を、下院の委員会が可決した。中国側は、「茶番だ」と猛反発している。
ワシントンにある中国大使館。
その目の前にある通り、インターナショナルプレースの名称を、「劉暁波プラザ」に変更するよう命じる法案が、アメリカ下院の委員会で可決された。
由来となった劉暁波氏は、ノーベル平和賞を受賞した中国人作家で、反体制活動をしたとして、中国で服役中。
この法案が成立すると、今後、中国大使館の住所は、「劉暁波プラザ1番」となる見込みで、大使館宛ての郵便物には、全て劉氏の名前が記載されることとなる。
中国外務省は、法案可決に即座に反発、「劉氏は犯罪者である」と強調し、「茶番だ」と、不快感をあらわにした。
中国外務省の華春瑩報道官は「アメリカの一部の人々は、いわゆる人権と劉暁波の問題を利用して、全く無意味なことをあおり、中国のイメージをおとしめようとたくらんでいる」と述べた。
天安門事件から25年。
アメリカ議会は、今回の法案をきっかけに、中国に対して、人権擁護や民主化を迫る狙いだが、つばぜり合いは、しばらく続くとみられる。


中国大使館前が「劉暁波プラザ」に 米下院委で法案可決(14/06/26)
http://www.youtube.com/watch?v=Ukt7rhDHvsg