「天安門事件は中国の民主化に積極的意義」「中国政府の言論弾圧、当時より強化」―牧野聖修・元衆議院議員

投稿日 :2014年6月4日

2014年6月4日 9時40分
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2014年6月3日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語電子版によると、野田内閣で経済産業副大臣を務めた牧野聖修元衆議院議員はVOAの取材に応じ、北京で1989年に起きた天安門事件と中国の民主主義の発展について語った。

米ワシントンで行われた天安門事件を記念する活動に出席した牧野氏は、「天安門事件によって、中国の多くの学生や市民が民主主義を求めていることが、全世界に初めて理解された」と述べ、同事件が中国の民主化に積極的な意義があったとの見解を示した。

現在、中国・アジア民主化支援世界大会の副主席を務める牧野氏は、中国の民主化について、「実現されれば、アジアの人たちの平和と幸福にもつながる。世界の平和にも大切なことだ」と語った。

中国政府の人権・言論弾圧については、「現在の中国政府は、表では人権対談を行う人もいるなど進歩したように見えるが、裏では25年前よりも厳しさを増している」と指摘した。(翻訳・編集/NY)