https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201405.html
2014年5月3日、北京の個人宅で「2014・北京・六四記念研討会」が開かれ、民主活動家や研究者、弁護士などが参加しました。この会では、天安門事件の真相解明と、被害者や遺族への賠償を当局に求めることなどが話し合われました。
後日、会に参加した浦志強さん(人権派弁護士)、郝建さん(映画研究者)、徐友漁さん(哲学者)、劉荻さん(著名ブロガー)、胡石根さん(民主活動家)の5人が、当局によって拘束されました。彼らには「騒動挑発」の容疑がかけられており、刑事処罰を受ける可能性があります。
今すぐ中国政府に対し、天安門事件の真相解明を求めたために拘束されている5人を即時無条件で釈放するよう訴えてください。
ますますひどくなる脅迫や嫌がらせ
同時期に、「海外のメディアに機密を漏らした」として著名なジャーナリスト、高瑜さんが拘束されました。高さんが天安門事件被害者のために熱心に活動を続けてきた人物であることから、拘束の真の目的はそのような活動へのけん制にあるのではないかと考えられます。
ほかにも、活動家やジャーナリスト、弁護士に対する嫌がらせ、脅迫、拘束の事例が報告されています。天安門事件について議論しようとする人びとに対する嫌がらせ、脅迫、拘束といった当局の弾圧は、ますますひどくなっています。
アクションに参加しよう!
中国当局に対して、浦志強さんらを釈放し、嫌がらせや脅迫を直ちにやめるよう求めてください。
※あなたのメールアドレスで、中国政府に直接メールを送ります。
アクション期間 2014年5月21日~6月20日まで
要請先 中国:習近平国家主席
※アムネスティのサイトからメッセージを送信してください。