天安門事件25年「民主主義の重要性訴える」 NHKニュース

投稿日 :2014年6月5日

6月5日 7時19分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140605/k10014985971000.html

北京で発生した1989年の天安門事件から25年になったことについて、アメリカのオバマ大統領は訪問先のポーランドで行った演説で触れ、民主主義の重要性を訴え続ける考えを強調しました。

オバマ大統領は、4日ワルシャワで開かれたポーランドの民主化から25周年の記念式典で演説し、このなかで「25年前、ポーランド人が1票を投じたまさに同じ日、地球の反対側では、天安門広場で行われていた平和的な民主化デモが戦車によって鎮圧された」と述べました。
そして「自由の恩恵は、あらゆる世代のたゆまぬ努力によって獲得され、たえず刷新されなければならない」と述べ、アメリカとして民主主義の重要性を訴え続ける考えを強調しました。
また、ケリー国務長官も声明を発表し「天安門事件について検証を行い、死亡したり拘束されたりした人たちにきちんとした説明が行われれば和解の象徴となる。
将来の平和と繁栄は、過去の傷を癒やすことによってより確かなものになる」として、当時の指導部の対応に誤りはなかったというかたくなな対応を変えない中国政府に、事件の再評価を求めました。さらに、ケリー長官は、事件に関係して今も服役している受刑者と、事件から25年を前に最近拘束された人たちを釈放するよう求め、中国政府に基本的な人権を尊重するよう促しました。