中国 天安門事件の集会で人権弁護士らを拘束 : アムネスティ日本 AMNESTY

投稿日 :2014年5月14日

2014年5月14日
http://www.amnesty.or.jp/get-involved/ua/ua/2014ua111.html

国名:中国
対象者:浦志強、郝建、徐友漁、胡石根(以上男性)、劉荻(女性)
期限:2014年6月18日
配信日:2014年5月14日
UA No:111/2014

1989年の天安門事件の記念日を控え、当局が取り締まりを大々的に強化する中、弁護士や活動家ら5人が拘束された。5人は、天安門事件について考える会合に出席したというだけで拘束された。ほかにも数人の活動家が拘束された。また、取り締まりの一環で当時の弾圧で亡くなった人たちの遺族は、厳重な監視下に置かれている。

著名な人権弁護士、浦志強(Pu Zhiqiang)さんは5月4日、警察に出頭を命じられて取り調べを受け、一旦帰宅後、5月6日に勾留された。

浦さんは5月3日、天安門の弾圧に対する捜査を求める会合に出席していた。大学教師の郝建(Hao Jian)さんと徐友漁(Xu Youyu)さん、活動家の劉荻(Liu Di)さん、作家の胡石根(Hu Shigen)さんら他の出席者4人も拘束された。全員が「挑発混乱引起」の容疑だった。

市民が天安門事件に関わる記念行事や対話をしようとすると、厳しく締め付けを受ける。活動家、記者、弁護士らが、脅迫、監視、恣意的拘禁を受けたという報告も数件ある。6月4日の記念日が近づくにつれ、弾圧がさらに強まる恐れがある。

追加情報

1989年4月、北京で共産党幹部、胡耀邦を追悼するために集まった大学生が抗議デモを始め、瞬く間に全国に広がった。抗議には、公務員の腐敗一掃や政治と経済の改革に対する要求があった。学生の要求は広く一般の支持を得た。平和的なデモは、北京だけではなく中国全土に広がった。当局はデモ参加者を解散させることができず、北京で緊張が高まる中、5月20日、戒厳令が宣言された。

6月3日夜、重武装の軍と数百台の装甲車が、市内に入りデモを一掃した。子どもや高齢者を含む多くの無防備の市民が、軍に射殺された。4日には、軍が北京を完全に制圧した。

中国当局は同月末、「暴動で市民3000人以上が負傷し、大学生36人を含む200人以上が死亡した」と発表した。また兵士10数人が死亡したとのことだった。しかし、公表された死傷者数は少なすぎると言われ、正確な数字は未だ不明だ。


アクションしてください。

英語、中国語もしくは日本語で、アピール文を作り、航空書簡、Eメール、ファックスのいずれかで、できるだけ早く送ってください。以下の文面内容と英文例をご利用ください。

・当局に5人を即時、無条件で釈放するように要求する。
・犠牲者を追悼する人びとへの嫌がらせ、脅迫、拘束を止めるように要求する。

宛先
XI Jinping Guojia Zhuxi(国家主席)
The State Council General Office
2 Fuyoujie,
Xichengqu, Beijingshi 100017
People’s Republic of China
ファクス:+86 99 1231 1590 または+86 10 6238 1025
E-メール: gov@govonline.cn
書き出し: Your Excellency

Director, Beijing Public Security Bureau(北京市公安局長)
Fu Zhenghua
Beijingshi Gong’anju
9 Dongdajie, Qianmen
Dongchengqu, Beijingshi 100740
People’s Republic of China
ファクス:+86 10 6524 2927
書き出し:Dear Director

コピーの宛先
駐日中華人民共和国大使
〒106-0046
東京都港区元麻布3丁目4-33
中華人民共和国大使館
特命全権大使:程 永華 閣下
His Excellency Mr. CHENG Yonghua